はじめに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　1.本図鑑は秋田県に自生するといわれる維管束植物（シダ類植物と種子植物）を散策の折写真にとり、名前を教えてもらったり、自分で調べたりして編集したものです。

　2.秋田県に自生するシダ類以上の植物は約2346種(藤原陸夫2000年）あるとされております。
ここに掲載されたものは1480種（2019/4/30現在)ですが、希少種を研究あるいは探索する人でなければそれ相当の数と思います。

　3.初心者にもわかりやすいように工夫したつもりです。そのため索引を多くしました。
科名別索引、五十音別索引のほか、色別時期別、生育地地帯別、絶滅危惧別(秋田県版レッドデータブック2014による）および帰化植物などです。また似た植物、覚えよう羊歯植物等を増設しております。
「似た植物」をさらに充実させ、現在234組合せ784種の判別が容易になりました。

　4.2016年4月これまでの成果を一応の区切りとして取り纏め、知り合いに配布いたしましたが、羊歯類、単子葉植物に手薄なところがあるので、ホームページ上でこれらの補足、あるいは新しい試みの検討をいたしたいと思っております。編集履歴をご覧いただき、追加された植物、あるいは再検討した植物などをご覧ください。

　一枚の写真で植物を判定できるように、特徴をルーペ写真で示して、囲みで組み込んだ図版を心がけております。他に新たに凡例、参考文献を載せました。

　5.利用法のヒント。4.で述べたようにHPの最新版は随時付加されます。スマホの主画面に「秋田の植物」のショートカットを作れば電波の届く場所ではどこでも最新版を見ることができます。是非利用してください。

　6.また削除していたコーヒーブレークから「ちょっと気になる植物」を復活させました。復活させた植物は１6０種で初心者から中級者までの方にリアルな体験をしてもらいためです。

　　　
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